前回のエントリーで「刈り上げ+前髪上げスタイルが最適解」といった内容を書きました。
今回はスピンオフじゃないですけど、前回のスタイリング論と連動する話をしたいと思います。
カツラ、特に人工毛を用いたカツラによくある「カツラ、テカりすぎ問題」。
Googleの検索でもこんなサジェストが出ていますね。

松崎し○るぐらい黒光りした己が頭髪に「美しい人生」や「限りない喜び」を感じられる人はいないと思います。
人はカツラのテカりを消したがっている。しかし、ここで私は皆様に一つの提案をしたい。
テカるなら、より一層テカらせろ!
人工毛がテカるのはそういうものだから
何故私が「よりテカらせろ」と思うに至ったかを説明していきますね。
まず前提として、人工毛は結構テカりが強く出るんですよ。
私も1年間人工毛ウィッグを使用していてその品質の高さには舌を巻きましたが、それでもやはり、独特な光り方はありましたね。
人工毛がテカる理由は以下の引用に詳しいです。
人工毛に「つや・光沢」の原因は、光の反射です。
人間の髪の毛は、うろこ状のキューティクルと呼ばれる角皮に覆われており、表面に複雑な凹凸があります。
なので、人間の髪の毛は自然光や照明の光が当たっても光が反射せず分散されます。
しかし人工毛(ファイバー)は、表面がなめらかなので光をダイレクトに反射してしまいます。
そして、その反射する光が「つや・光沢」そのものとなります。
では、人工毛にも凹凸をつけ光が分散され反射するようにすればいいと思われるかもしれませんが、ここで別の問題が発生してしまいます。
それは、凹凸を作った人工毛はとても「絡みやすい」ということです。
人工毛のファイバーに凹凸を作ると、つやが軽減される一方で、凹凸同士がひっかかりウィッグが絡みやすくなってしまうのです。
引用元:自然なウィッグ・エクステ通販のリネアストリア
つまりは「人工毛がテカるのはしゃあない」という話でございます。
皆様も街で見かけた人を「あの人、カツラじゃね?」って思ったことがあると思います。
これって髪型の不自然さもあると思いますが、人智を越えたテカり方を見て「カツラ!?」と脳が認識するパターンも多いはず。
自然界にはないモノリスのような存在、これが人工毛のカツラなのです。
テカり対策と見えてきた課題
さて、このやっかいなテカりですが、つや消しスプレーというものがあったり、ベビーパウダーや洗濯柔軟剤などを活用する方法もあるようです。
当然「編み込み式人工毛時代」の私もテカりを認識しつつ、普通にマット系のワックスでスタイリングしておりました。

このスタイリングを続ける中で気づいたんです。
「あ、どうせ何もしなくてもテカるんなら、テカらせるスタイリングにした方がいいな」と。
逆転の発想です。マットに仕上げるのではなく、艶やかな濡れ髪仕上げにすると、周囲は勝手に「濡れ髪スタイリングだからテカってんだな」と思ってくれます。
そこで私はワックスでスタイリングした後、ハードスプレーでコーティングしてテカりをキープさせていました。パキパキにしとけばツヤは出続けるので。
これができるのは毎日ガシガシとシャンプーしても変色が起きない人工毛カツラだからです。
ただ、これを続けていくと困った問題も発生しました。
ヘアスプレーの成分が凝固して髪に残るんですよね。普通の髪の毛であればカットすればなんてことはないのですが、こちとらカツラです。
伸びることもなく、切られることもなく、時に面倒をかける窓際社員のような頭髪。
結局、編み込み式カツラ時代は特に解決策も思いつかず、しかしながら4か月に1回新しいカツラになるので大きな問題にもならず、この調子で続けていきました(編み込み式時代の話はこちらに書きました)。
人工毛だけでなく人毛もテカるっちゃテカる
そして現在の貼り付け式に移行する訳ですが、人毛カツラでも光るっちゃ光るんですよ、やっぱり。
かなり自然ではあるのですが、やっぱり自毛との質感の差が気になることもありました(人に指摘されるというより自分が気になるって感じ)。
そこで私の現在のスタイリングがこちら。



前回と同じ写真ですが、結構テカってるんですよ、これ。
あえてのテカらせ。艶やかなスタイリングでそもそものテカりをごまかす作戦。名付けて「圧の強い不動産屋の営業マンみたいな髪型にする作戦」です。

全っ然違いますけど、まぁまぁまぁ、こういうことですよ笑。
これだけテカテカにしてたら元の質感なんて分からない。これが狙いです。
現在の「私の」スタイリング剤はこの3つ
結論、私は現在、以下のスタイリング剤を使ってヘアセットをしています。
グリース
ヘアスプレー
ヘアオイル
ツヤ感とキープ力が必要な前髪には洗い流しやすい水溶性のグリースとヘアスプレーが鉄板。
トラックオイルは「植物油系」ですが、シャンプーで流せば問題なし。凝固した成分が残ることもないですし、全体に馴染ませるとウェットな質感が長持ちします(ただし、毛先にオイルをつけすぎるとべったりと重くなりすぎるのでご注意ください)。
トラックオイルのNo.3は個人的に好きな香りですし、私は基本的にカツラは一週間に一回しか洗わないのですが、このオイルは一週間洗い流さなくても嫌な臭いにはならないです。
まぁ、一週間これでいけるっちゃいけますし、週の真ん中にもう一回この構成で整え直しておけばまったく問題なく男前です。
最後に、前回のエントリーの締めにも似たようなことを書きましたが、これは「私の」最適解です。
私が悪戦苦闘しながら見出したスタイリングなので、困っている方のヒントになればこれ以上の喜びはありません。
皆様にも皆様のスタイリング最適解が絶対にある。
髪型で悩めるなんてハゲ時代には考えられなかったはずなので、ぜひ楽しく試行錯誤しましょう。
紹介した商品はどれもマジで良いものなので、興味があれば試してみてくださいね。
皆様に光り輝く人生が訪れることを祈念しております。

